秋のキス釣りって、実際どこでどう釣ればいいのか迷いますよね。私も最初は「サイズは釣れるの?」「仕掛けはどうすれば?」と不安でした。
でも、実際に岸から遠投して朝マズメに狙ってみると、意外と簡単にアタリが増え、良型も混じることがわかりました。
この記事では秋のキス釣りに必要なポイントや釣り方を具体的に解説するので、初心者でも効率よく釣果を伸ばせます。だから読んでみようかなと思える内容です。
- 秋のキス釣りで狙うべきシーズンや水温の関係が理解できます
- 秋キスのサイズや行動パターンを知り、効率的に釣果を伸ばせます
- 岸からのおすすめ釣り方と仕掛けの使い分け方がわかります
- 潮目や地形を含む釣るべきポイントの選び方が具体的にイメージできます
キス釣りで秋に狙うべき情勢と基礎知識

秋のキス釣りは、夏の終わりから秋口にかけて、キスが活発に捕食を行う時期です。この章では、キス釣りの基本的な知識や、秋に特有の釣り方、ポイント選びのコツを解説します。
- キス釣りシーズンはいつまで?季節変化と水温の関係
- 秋キスの特徴(サイズ・行動)
- 岸からのおすすめ釣り方
- 釣るためのポイント:時間帯・潮回り等
キス釣りシーズンはいつまで?季節変化と水温の関係
秋のキス釣りが有効なのは 10月〜11月中旬頃まで が目安です。秋は落ちギスと呼ばれる動きが始まり、水温が徐々に下がることで、浅場から深場へとキスが移動していきます。
10月から11月にかけては、良型のキスが狙いやすくなります。
適水温としては 15〜25℃ の範囲でキスは活発に動くとされ、特に 18〜22℃前後 は捕食行動が旺盛で釣れやすい水温帯です。
11月後半あたりになると海水温が15℃前後まで落ちることもあり、キスはさらに深場へと移動を強めるため、岸釣りでの釣果は徐々に厳しくなります。
秋キスの特徴(サイズ・行動)
秋になると、キスは「越冬に備えて荒食い」する傾向が強くなり、大型個体が接岸する機会が増えます。実際、10~11月は良型キスが狙いやすいとされており、20㎝を超えるサイズが混ざることもあります。
また、水温の低下に応じて浅場から深場へ移動する行動が顕著で、遠投や船で狙うのが主流になります。
さらに、秋キスはやや警戒心が強まりやすいため、仕掛けをゆるやかに誘う「送り込み」や、アワセを抑える技術が有効とされ、過度なアピールは逆効果になることもあります。
岸からのおすすめ釣り方

秋のキス釣りでは、遠投して広範囲を探ることが重要です。岸からキスを狙う場合、「引き釣り」と「置き竿」を状況に応じて使い分けるのが非常に有効です。
以下、それぞれの釣り方と対応仕掛けについて詳しく解説します。
- 引き釣り
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引き釣りは、遠投して着底後、ゆっくりと仕掛けを手前に引きながら誘う方法。
引き速度は1秒あたり20〜30cmほどが目安。ただ巻きでもいいですが、竿で軽く引いてたるみを作る手法との併用が “カケアガリを探る” 上で非常に有効です。
✅ 有効な場面
・アタリが頻繁に出る時・活性が高い時
・砂底が比較的フラットな場所で根掛かりリスクが低い場所
・遠投+手持ち釣りが可能な際 - 置き竿
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置き竿は、一旦遠投した後に竿を置き、アタリを待つ釣法です。特に潮流が不規則な日やアタリが散発的な状況で威力を発揮します。
✅有効な場面
・食いが渋くアタリが少ないとき
・夜間や暗い時間帯
・大型狙い
このように、岸からキスを狙う際は「引き釣り」と「置き竿」を場面に応じて使い分けることが釣果向上の鍵になります。それぞれの仕掛け選び、誘い方の適切な調整が、秋のキス釣りで成果を出すポイントです。

釣るためのポイント:時間帯・潮回り等
秋にキスを釣るためには、時間帯・潮目・潮回り・地形変化を巧みに読み切ることが極めて重要です。
以下のポイントを押さえましょう。
- 時間帯:朝マズメ・夕マズメ
キスの活性が高く、浅場接近・餌捕食共にチャンスが大きい - 潮目・潮の動き:潮止まり後の動き出し
潮が動き始めるタイミング(干潮から上げに転じる「上げ3分」や、満潮から下げ始める「下げ7分」など) - 潮回り:大潮・中潮
潮の流れが強くなるため餌も流れやすく、魚の活性も上がりやすい。 - 場所:地形変化のあるポイント
カケアガリ・砂底の凹凸・排水溝跡・漁港のスロープ・消波ブロック際など、変化がある場所にキスは群れやすい。
これらの要素を複合的に判断し、マズメ時 × 潮が動き始める時間帯 × 地形変化があるポイント を狙うことで、秋のキス釣りで成果を出す確率が飛躍的に高まります。

キス釣りで秋に成果を出す実践戦略と応用
実際の釣行で成果を上げるためには、戦略的なアプローチが必要です。この章では、実際の釣行で役立つ戦術や、よくある質問とその対処法について詳しく解説します。
- 実際に秋のキス釣りで釣果を伸ばす戦術
- よくある質問:秋のキス釣りに関するFAQ
実際に秋のキス釣りで釣果を伸ばす戦術
10月初旬、知多半島の内海海岸で朝マズメの時間帯に秋キスを狙いました。
並継ロッド:サーフゲイザーにリール:サーフリーダーをセットし、遠投で引き釣りを開始。潮が上げ始めたタイミングで釣り始めたことで、キスの活性が高く、着底直後から小さなアタリが連発しました。
仕掛けをゆっくり引くことで、浅場から少し深めのカケアガリにいるキスを効率よく探れ、アタリの数も増加し良型も混じる釣果になりました。
また、引き釣りの間隔を一定に保つことで、アタリを見逃さずに取り込むことができ、釣果アップにつながりました。
この釣行で分かったのは、時間帯・潮の動き・仕掛けの引き方を意識するだけで、秋のキス釣りは効率的に釣果を伸ばせるということです。特に朝マズメは魚の活性が高く、引き釣りとの相性も抜群です。
しかし、チョイ投げも試しましたが、1匹しか釣れませんでした。やはりこの時期は100mは最低でも投げないといけないですね。
\ 今回使用したロッドはこちら /
\ 今回使用したリールはこちら/
よくある質問:秋のキス釣りに関するFAQ
秋のキス釣りに関するよくある質問とその対処法を以下にまとめました。
- 秋のキス釣りで一番釣れやすい時間帯はいつですか?
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朝マズメ(日の出前後)と夕マズメ(日没前後)が最も釣れやすい時間帯です。キスは薄明薄暮時に浅場に寄って餌を活発に捕食する傾向があります。潮の動きと組み合わせるとさらに釣果が安定します。
- 秋キスの狙うべきポイントはどこですか?
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カケアガリや砂底の凹凸、漁港スロープ、消波ブロック周辺など地形変化のある場所が狙い目です。潮目や潮流がぶつかる場所では餌が集まりやすく、キスも群れやすい傾向があります。
- 秋のキス釣りでおすすめの釣法は何ですか?
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遠投引き釣りと置き竿を状況に応じて使い分けるのが効果的です。活性が高い朝マズメや潮が動く時間帯は引き釣りでアタリを引き出し、食いが渋い場合や潮流が穏やかな時は置き竿でじっくり待つと釣果が安定します。
まとめ 秋のキス釣りはまだまだシーズン!
ここまでの内容を簡単にまとめると、秋のキス釣りは、季節の変化や水温の低下に伴い、釣果を上げるためには戦略的なアプローチが必要です。
特に、釣行時間帯や潮の動き、地形変化を意識することで、より効果的な釣りが可能となります。
ポイントを絞ると以下の通りです:
- 釣行時間帯の選定:朝マズメや夕マズメはキスの活性が高く、釣果が期待できます。
- 潮の動きの把握:潮止まり後や上げ潮、下げ潮のタイミングを狙うと効果的です。
- 地形変化の活用:カケアガリや砂底の凹凸、漁港スロープなどの地形変化がキスの好ポイントです。
- 釣法の使い分け:引き釣りと置き竿を状況に応じて使い分けることで、釣果が安定します。
- 仕掛けの工夫:送り込みやアワセのタイミングを調整し、キスの警戒心を和らげることが重要です。
これらのポイントを押さえることで、秋のキス釣りでの成果を向上させることができます。
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