キス釣りでベラに邪魔されない！仕掛けとポイント選びのコツを徹底解説

キス釣りでベラに悩むあなたの気持ち、よくわかります。

私もキス釣り中にベラのあの手ごたえあるけど本命じゃないヒットに、最初はガッカリしました。でも工夫次第でキスに集中できるんです。

この記事では、釣り場選びや仕掛けの工夫を通じて、砂地主体の場所や穴場ポイントを押さえる方法など、実体験を交えながら紹介しています。

これで「またベラばかり…」の悩みから、スマートに解放されますよ。だから読んでみようかな、そんな気持ちになってくれたら嬉しいです。

キス釣りでのベラの正体と釣れてしまう原因を徹底解説

キス釣りでは本命のキスよりもベラが頻繁に掛かることが多く、釣り人にとって大きな悩みの一つです。ここではベラの特徴、生息するポイント、そしてなぜキス釣りでベラが釣れてしまうのかを丁寧に解説します。

ベラとはどんな魚？キス釣りで嫌われる理由とは

ベラ（ベラ科）は日本沿岸の岩礁や砂礁に生息する体長20～30cmほどの白身魚で、赤・青など鮮やかな色彩と雌→雄へ性転換する興味深い生態を持ちます。

昼行性で夜間は砂に潜る習性があります。

しかし、キス釣りなどの場では「外道」として嫌がられる傾向があります。

その理由は、エサを細かくついばむ食性が非常に強く、群れで来るため「エサ取り」が頻発し、狙いの魚が釣れにくくなるからです。

また、ヌメリや鱗が取りにくく、触ると不快と感じる釣り人も多く、処理が面倒な点も敬遠される一因です

多く潜むポイントの特徴とその見極め方

ベラは、砂地に岩や海藻場が点在する浅場を好んで生息します。

特に漁港や堤防周辺の敷石やテトラ帯、ケーソン構造の変化に富んだ環境では、ベラが隠れやすく良くヒットします。

また、水深は比較的浅く、夏〜秋の水温15～25℃前後の時期がベラの活性期です。

キス釣りでベラを避けるためにはこれらの場所を避ける必要があります。

キス釣りでなぜ釣れるのか？時期・エサ・場所の関係

キス釣りの仕掛けでは、春から秋にかけて水温15～25℃の環境で活性が高いベラが頻繁にヒットします。

特に砂地に岩や藻場が点在する浅場はベラの餌場で、近投でも簡単に釣れるポイントです。

また、ベラはエサ取りとして活発で、引き釣り中に仕掛けをゆっくり動かさないと餌を根元からついばまれてしまいます。

キス釣りにおけるベラ対策の決め手！仕掛けと釣り場選びの実践法

キス釣りでベラの猛攻を避けるには、釣り場の選定や仕掛けの工夫が不可欠です。ここでは具体的な対策方法、仕掛け選びのコツ、そして実際に成功した事例や釣り人がよく抱く疑問をまとめました。

避ける仕掛け選びとエサの工夫で釣果アップ

キス釣りでベラが邪魔になるなら、まず仕掛けを一本針＆中通しオモリのシンプル仕様にします。

天秤や遊動式は外道を誘いやすく、根掛かりリスクも高まります。

ハリスは0.6～0.8号、針はキス専用の細軸6～7号がベストです。軽い仕掛けで底をゆっくり引き、ベラではなくキスへのアピールを重視しましょう。

エサは細身のジャリメやチロリが有効です。大きめのアオイソメより吸い込みやすく、ベラに餌が取られにくい傾向です。

また、エサを漂わせるように誘う「誘い」タイミングを意識し、ゆっくり引くことでキスを優先する戦略が効果的です。

ベラが少ない釣り場（ポイント）選びとは

キス釣りでベラに悩まされないためには、

「砂地が広く根や藻場が少ないポイント」を選ぶのが鉄則です。

ベラは岩礁や消波ブロック、岸壁沿いなど障害物に好んで身を潜めるため、それらが少ない開けた砂地では自然と少なくなります。

具体的には、漁港や堤防の外側、沈み根やテトラポッドから離れた沖向き砂地がおすすめです。

ここは根掛かりが少なく、キスやカレイなど砂地を好む魚種が狙いやすく、ベラの混ざりも抑えられます。

加えて、潮通しが良く、水深変化の少ないポイントを選ぶことで、ベラ以外の魚へのアプローチが効果的です。

初心者には、消波ブロックやテトラ・岩礁帯が視界に入らない砂浜や広い漁港の外向き岸壁が最適です。

実際にベラを避けてキスを釣った成功体験

昨年、神戸の須磨海岸でキス釣りをした際、ベラに悩まされながらも工夫で好成果を得ました。

まず砂地が広く根の少ない岸から10mほど沖へ小移動。実際、水深をたった1m変えただけでベラの反応が激減し、キスのアタリが戻りました。

仕掛けは小型の細軸6号針＆ハリス0.6号に替え、エサはジャリメを5cmほど下げたシンプル仕様に。

これにより、ベラより吸い込みが優しいキスに効果的にアピールできました。

その日は合計で良型キスを12匹キャッチし、ベラは３匹だけでした。

見極めと仕掛け調整で「外道地獄」を脱出し、キス釣り本来の楽しさを存分に味わうことができます。

よくある質問

なぜキス釣り中にベラがよく釣れてしまうのですか？

ベラはキスと同じく砂地周辺に生息し、動くエサに敏感に反応するため、仕掛けや誘いが共通することで同時に釣れてしまうことがあります。特に岩や藻が混じったエリアではベラの数が多くなります。

ベラを避けるためには、どんなポイントを選べばよいですか？

広い砂地で根が少なく、消波ブロックやテトラ帯がないエリアが理想です。港内よりも外海に面した砂浜や、潮通しのよい堤防の先端などがベラの少ない傾向にあります。

ベラにエサを取られないための工夫は？

細く短めにジャリメやチロリを付け、仕掛けを小刻みに動かすことでキスにアピールしつつベラの吸着を減らすことができます。また、エサの先端だけをついばまれないよう、針元までしっかり刺すのも効果的です。

キス釣りのとき、ベラが少ない時間帯はありますか？

朝マズメや夕マズメはキスの活性が高く、ベラのアタリが減る傾向があります。また、満潮前後よりも干潮～上げ始めのタイミングが、キスに集中できるチャンスです。

まとめ　キス釣りでのベラ

ここまで読んでくれてありがとうございます！

ポイントを絞ると以下の通りです：

• 砂地主体で根や岩礁の少ないポイント選びはベラ対策の基礎。実際に岩場を避けたらベラが激減した経験あり
• 仕掛けは細軸の一本針＆軽めハリス。私はハリス0.6号、6号の細軸針に替えて、ベラの吸い込みを回避できました
• エサはジャリメやチロリの細切り。大きめのアオイソメだとすぐにベラに取られやすいのが経験則
• 底の変化を感知しながらタナを調整する“タナ探り”が効果的。私は浅・深を繰り返すことでキスのダブルヒットも

私も最初は「なんでこんなにベラばかり…？」と焦りましたが、これらの工夫でキス12匹取れたときの喜びは格別でした。

ぜひあなたも次回の釣行で試してみてくださいね！

参照元

• shimano|ベラの特徴と釣り方
• shimano|キスの特徴と釣り方