雨の日のキス釣り、ほんとに釣れるの?そんな不安に答えます。
この記事を読んでいる方、多分こんな気持ちじゃないでしょうか。
「雨の日に行って意味ある?」「濡れるし寒いし、釣れなかったら最悪…」って。
私も最初そうでした。でも実際にやってみたら、意外と釣れるタイミングがあるんです。
この記事では、そんなキス釣りでの雨の疑問や不安に、経験談を交えてお答えします。
読めば、雨の日の海とキスの動きが見えてきて、「行ってみようかな」と思えるはずです。
この記事を読むとわかること
- 雨の日にキス釣りをするメリットとリスクのバランス
- 曇り空や雨上がりに釣れるキスの行動パターン
- 実際の釣行データから見た「釣れる雨天・釣れない雨天」の違い
- 雨の日に備えておきたい安全装備と釣果アップのポイント
キス釣りと雨の相性は?釣果を左右する天候パターンと注意点

雨天時のキス釣りは、天候の変化による海の状態を理解することで、釣果に大きな影響を与えます。特に雨による濁りや水温の変化がキスの活性に影響を及ぼすため、事前の情報収集と準備が重要です。
- 釣れるのか?雨天時のキス釣り実践データと釣果の傾向
- 雨の日にキス釣りをするメリットとデメリットとは
- 曇り空の下でのキスはなぜ釣れやすいのか?
- 雨後の海はどう変わる?キスの習性と釣れる時間帯の関係
釣れるのか?雨天時のキス釣り実践データと釣果の傾向
ある釣行では、前日の雨の影響で波が高く、濁りが強い状況下での釣りとなりました。このような条件では、キスの活性が低下し、釣果が思わしくないことが報告されています。
一方で、別の釣行では、雨後の濁りが少ないポイントを選び、朝のマズメ時に釣行した結果、良型のキスが連続で釣れたという報告もあります。
このように、雨天時でも条件が整えば、好釣果が期待できることもあります。
はっきり言って、荒れた天候でない限り、釣果に差はあるものの基本的に釣れます。
雨の日にキス釣りをするメリットとデメリットとは
雨の日にキス釣りを行うことには、特有のメリットとリスクが存在します。
メリット
雨天時は釣り人が少なくなるため、プレッシャーの少ない環境で釣りができる点が挙げられます。
また、曇天や小雨の状況では光量が抑えられ、キスが警戒心を持ちにくくなるため、活性が上がりやすい傾向があります。
デメリット
長時間の大雨や河川からの濁りが強い場合、海水の塩分濃度が低下し、水潮となることでキスの活性が下がることがあります。
また、濁りが強すぎると、キスが餌を見つけにくくなり、釣果が落ちる可能性もあります。
さらに、雨天時は足元が滑りやすくなるため、安全面にも注意が必要です。
曇り空の下でのキスはなぜ釣れやすいのか?
曇天時は太陽光が弱まり、海中の光量が減少するため、キスの警戒心が薄れ、活発に餌を追うようになります。
また、曇りの日は気温や水温の変化が緩やかで、キスの活性が安定しやすいとされています。
さらに、曇りの日は釣り人が少なくなる傾向があり、プレッシャーの少ない環境で釣りができる点もメリットです。
ただし、曇天時でも風が強い場合や潮の流れが悪い場合は、釣果に影響を及ぼす可能性があるため、天候や潮汐の情報を事前に確認し、適切なポイント選びと仕掛けの調整を行うことが重要です。
雨後の海はどう変わる?キスの習性と釣れる時間帯の関係

雨によって河川から流れ込む淡水が海水と混ざることで「水潮」が発生し、塩分濃度の低下や濁りが生じます。このような環境変化は、キスの活性に影響を与えるため、釣果に直結します。
特に大雨の後は、海水の塩分濃度が下がり、キスが餌を追わなくなる傾向があります。
しかし、雨後でも濁りの少ない場所や潮通しの良いポイントを選ぶことで、釣果を上げることが可能です。
例えば、河口付近では濁りに慣れたキスが生息しており、釣れる・釣れないがはっきりしているものの、適切なポイントを見つければ釣果が期待できます。
また、雨後のキス釣りでは、時間帯の選定も重要です。朝夕のマズメ時(薄明薄暮時)は、光量の変化によりキスの警戒心が薄れ、活発に餌を捕食するため、釣果が上がりやすいとされています。

初心者でも安心!雨の日のキス釣り攻略法
雨天時のキス釣りは、初心者にとっても工夫次第で釣果を上げることが可能です。実際の釣行データや経験をもとに、効果的な攻略法を紹介します。
- 天候の読み方と準備すべき装備とは
- 実際に雨天でキス釣りをした経験から学ぶ成功ポイント
- よくある質問
天候の読み方と準備すべき装備とは
天候の読み方としては、風向きや風速、気圧の変化に注目します。風が強い日は、風下に位置するポイントを選ぶと、波が穏やかで釣りやすくなります。
また、雨後は水温や塩分濃度の変化により、キスの活性が低下することがあるため、潮の流れや濁り具合を確認し、釣行のタイミングを見極めることが重要です。
次に、準備すべき装備についてです。雨天時は、レインウェアや防水性の高い靴を着用し、体温の低下を防ぎます。
また、エサの鮮度を保つために、保冷機能のあるエサ箱やクーラーボックスを用意し、エサを適切に管理します。


さらに、滑りやすい足場での安全確保のため、滑り止め付きの手袋やフィンガープロテクターを使用すると良いでしょう。
実際に雨天でキス釣りをした経験から学ぶ成功ポイント
以前、雨後に砂浜で小型のキスが2匹釣れたものの濁りが強く、あまり良い釣果ではありませんでした。なので濁りの少ない波止場に移動するとキスが10匹釣ることができました。
このように、雨後の濁りが強い場合、キスは視界の良い場所を求めて移動する傾向があります。そのため、濁りの少ないポイントを選ぶことが重要です。
また、雨天時はキスが障害物の近くに集まる傾向があるため、防波堤の際や岩場周辺を狙うと効果的です。
雨後の濁りの中で、防波堤の際や岩場周辺を攻めることで釣果を上げることができます。
よくある質問
- 雨の日でもキスは釣れますか?
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はい、条件次第で釣れます。
特に小雨や雨が降り出した直後など、酸素量が増えるタイミングではキスの活性が上がることがあります。ただし、強い濁りや波が高すぎる場合は釣果が落ちやすく、安全面にも配慮が必要です。 - 雨後のキス釣りで狙うべき時間帯は?
-
朝夕の「マズメ時」が狙い目です。
雨後でも、太陽が昇り始める時間帯や沈む直前はキスが浅場に集まる傾向があります。また、濁りが少ない場所を選ぶことで釣果を伸ばしやすくなります。 - 曇りや雨の日にキスが釣れやすい場所はどこですか?
-
河口付近や岩場の近くがおすすめです。
雨によって流れ込んだ栄養分にキスが集まることがあります。特に波の静かな場所や、水が比較的クリアなポイントが有利です。 - 雨の日のキス釣りに必要な装備は何ですか?
-
レインウェア、防水ブーツ、ライフジャケットは必須です。
滑りにくい靴、予備のタオル、濡れに強いバッグなども用意しておくと安心です。突然の天候変化に備えて、スマホ用防水ケースや気象アプリの活用も効果的です。
まとめ キス釣りで雨の日こそチャンスになる理由
ここまでの内容を簡単にまとめると、雨の日のキス釣りは一見ハードルが高そうでも、
ちょっとした知識と準備があれば、十分楽しめるチャンスでもあるということです。
私自身、最初は「どうせ釣れないでしょ」と思ってたんですが、
曇天や小雨の日に限って良型がポンポン釣れることもあって驚きました。
ポイントを絞ると以下の通りです:
- 小雨や曇天のときは、キスの警戒心が薄れ、活性が上がりやすい
- 大雨や濁りすぎた海では、キスが餌を見つけにくく釣果が落ちる
- 雨後は水潮を避け、濁りの少ない場所を選ぶことが重要
- 朝夕のマズメ時は、雨の日でもキスがよく釣れるゴールデンタイム
- レインウェアや滑りにくい靴など、安全を守る装備は絶対に必要
釣れない日もあるのが釣りの面白さですが、雨の日ならではの「人が少ない・魚の警戒心が低い」という好条件を活かせば、意外な釣果に恵まれることも少なくありません。
ちょっと億劫な雨の日も、準備万端で挑めば“静かな好釣日”になるかもしれませんよ。
参照元:
- https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/34.5/137/&contents=forecast (気象庁)
- https://www.jsafishing.or.jp/ (日本釣振興会(JFSA))
- つりニュース公式サイト
