「キス釣りをバスロッドで船から楽しめるって本当?」――最初は私も半信半疑でした。
そもそも淡水用のバスロッドで海釣りして大丈夫なの?って、不安になりますよね。でも実際に試してみると、意外なほど快適で、釣果もしっかりついてきます。
この記事では、キス釣りをバスロッドを使った船での実践に興味がある方に向けて、
準備や注意点、体験談も交えて、リアルに役立つ情報をわかりやすく紹介します。
「試してみたいけどちょっと不安…」という方にこそ、ぜひ読んでほしい内容です。
この記事を読むとわかること
- バスロッドでのキス釣りに向いているロッドの条件と選び方
- 船釣りならではのキス釣りの仕掛けと操作方法
- 実際にバスロッドで釣果を上げたリアルな体験談と使用感
- バスロッド流用時の不安や疑問への具体的なアドバイス
キス釣りをバスロッドで船で楽しむ前に知っておくべき基礎知識

キス釣りにバスロッドを使って船で楽しむには、タックルの適性や釣り方の特徴を正しく理解しておくことが重要です。
近年は、手軽に始めたい釣り人の間で、バスロッドを活用した船キス釣りが注目されています。
- バスロッドでもキス釣りはできる?適性と注意点を徹底解説
- 船でキス釣りをする際の基本装備と釣り方のコツ
- 初めての方におすすめのバスロッド3選
バスロッドでもキス釣りはできる?適性と注意点を徹底解説
バスロッドでも船でキス釣りは十分できます!
ですが、適性や注意点を押さえることが鍵です。
特に、L~MLクラスの柔らかめのスピニングバスロッド(約6.6 ft=約2 m前後)は、着底感が掴みやすく、キスの微妙なアタリを逃さない感度の良さが魅力です。
一方、キス釣りの船では仕掛けに15号までのオモリを使う場面があり、先調子の柔らかいロッドでは負担が大きくなる可能性があります。
そのため、バスロッド流用の場合、オモリを10~15号程度に抑えるか、MLクラス以上のやや強めのモデルを選ぶのが安心です。
船でキス釣りをする際の基本装備と釣り方のコツ
船でキス釣りを楽しむには、適切な装備と釣り方の基本を押さえることが成功のカギです。
まずタックルですが、竿は長さ1.8~2.1m、先調子のスピニングロッド(2000〜3000番リール使用)が最適。PEラインは0.8~1.0号、ショックリーダーにナイロン2号程度が目安です。
仕掛けは、天秤仕掛け(L字または弓型天秤10~20号+2本針のキス専用)が基本。
エサはジャリメ(イシゴカイ)やアオイソメを使い分け、釣れる時期やサイズに応じて選ぶと良いでしょう。
仕掛けを海底に着底させたら、糸をわずかに送り込み、底を「ツンツン」と小突く誘い(フラッタリング)を繰り返すのがアタリを引き出すテクニックです。
乗合船ではアンダースローで仕掛けを投入し、船の揺れと潮流に合わせてエサを漂わせる「流し釣り」や、船を固定して底を引く「カカリ釣り」の方法を使い分けると効率的です。
船長のアナウンスを聞き、最適な方法で釣りを進めるのがコツです
初めての方におすすめのバスロッド3選
メガバス TRIZA SPINNING F0‑68XSTZ

感度抜群のファーストテーパーで、キスの微細なアタリも逃しにくい。全長約2.06mで船上でも扱いやすく、軽量ながらしっかりした作りが特徴。初めての海上使用でもストレスが少ない高性能モデルです。

ダイワ BASS X 662LS

・全長1.98 m/自重130 g、ルアー重量1–10 g対応のライトスピニング仕様
・強化構造のBRAIDING‑X技術採用で、ネジレに強く精密なルアー操作が可能

シマノ 23 バスワン XT+ 263L-2

コスト重視の選びやすいモデルながら、信頼の耐久性と実釣性能を両立。Lクラスティップはキスのアタリをしっかり伝え、軽量で長時間の釣行でも疲れにくいのが特徴。初めてのバスロッド流用に最適です。


キス釣りをバスロッドで船で実践!経験者が語るリアルな釣行アドバイス
実際にバスロッドで船からキス釣りを楽しんだ経験談をもとに、使い心地や釣果、適した状況などを詳しく紹介します。
これから挑戦したい方が不安に思いがちな点についても、実践ベースで解説します。
- 実際にバスロッドで船キス釣りをした結果と使用感レポート
- よくある質問
実際にバスロッドで船キス釣りをした結果と使用感レポート
2025年6月、三河湾でボートを借りて友人と釣りに行ってきました。
ロッドは「シマノ23バスワンXT+263L-2」を使用し、PE0.6号+15号オモリの仕様で挑んだ釣行では、40匹という好釣果を記録しました。
使用ロッドの感想は、竿先から手元に伝わるアタリが非常にクリアでした。
また軽量性も優秀で、一日中誘い続けても疲れを感じにくいという点も高評価です。
船上の上下動や漂流での誘い操作が楽にでき、集中力を長時間維持できる点が好印象でした。
値段も高くなく、とてもおすすめできるロッドです。
よくある質問
- バスロッドでキス釣りは本当にできるの?
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はい、できます。特にライトアクションやミディアムライト(ML)のバスロッドであれば、感度・柔軟性ともにキス釣りに適しています。実際に船宿や釣り愛好家のブログでも、多くの人がバスロッドを代用して良型のキスを釣り上げています。
- 船釣りでの使用はロッドに負担がかかりませんか?
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バスロッドは基本的に淡水用に設計されているため、海水や大型魚に対しては耐久性がやや劣ります。ただし、10〜15号程度のオモリを使ったキス釣り程度であれば問題なく対応可能。釣行後の水洗いとメンテナンスを丁寧に行うことで、劣化を防ぐことができます。
- リールやラインは何を使えばいいの?
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スピニングリールであれば1000〜2500番台、ラインはPE0.4〜0.6号+フロロカーボン1.5〜2号のリーダーがおすすめです。飛距離と感度を重視するならPEラインの使用が効果的です。なお、キスは口が柔らかいためドラグ設定も緩めにしておくとバラシが減ります。
- 市販のキス専用ロッドと比べて釣果に差はある?
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専用ロッドに比べると、長さや調子が異なるため操作性や手返しに差が出ることはありますが、釣果に大きな差が出るわけではありません。実際にバスロッドでも1日で50〜100匹以上釣果を上げた実例が複数存在しています。むしろ、軽量で疲れにくいという利点もあり、慣れれば十分実用的です。
まとめ キス釣り バスロッド 船
ここまでの内容を簡単にまとめると、キス釣りはバスロッドでも船から十分に楽しめるんです。
私も実際に挑戦してみて、「え、こんなに釣れるの!?」と驚いたほど。
ただし、ポイントさえ押さえておかないと、思わぬトラブルになることも。
ポイントを絞ると、以下の通りです:
- L~MLクラスのバスロッドがキス釣りに最適(柔らかくて感度が高い)
- 10~15号までのオモリを使えるモデルを選ぶのが安心
- リールは2000〜2500番、ラインはPE0.6~1号+ナイロンリーダーでOK
- 船では「底を小突く」「流し釣り」などの基本操作を押さえることが重要
- 使用後は真水での洗浄とメンテナンスをしっかりすれば長持ちする
これらを踏まえておけば、バスロッドでもしっかり釣れて楽しめます。
私も初めは道具を買い足すのが面倒でバスロッドで代用しましたが、結果的には大正解。
コストも抑えられるし、軽くて扱いやすいので、初めての人にもぴったりです。
キス釣りは本当に奥が深くて、試せば試すほど楽しくなります。
「ちょっとやってみようかな」と思った今がチャンスかもしれませんよ。
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