キス釣りを始めたばかりの頃、いちばん迷ったのが「どのリールを使えばいいの?」ってことでした。
私も最初は、スピニングかベイトか、ドラグって必要?とか、わからないことだらけで…。でも、キス釣りってリール次第で全然快適さが変わるんです。
この記事では、初心者にもわかりやすく、キス釣りに向いているリールの選び方をお伝えします。
この記事を読むとわかること
- キス釣りに向いているリールの種類(スピニングとベイト)の違い
- ドラグ機能の有無で釣果やトラブル回避がどう変わるか
- 番手やギア比の選び方が飛距離と操作性に与える影響
- 価格帯別におすすめのスピニングリールを紹介
キス釣り用リールの選び方を徹底解説!初心者〜上級者まで失敗しないための基礎知識

キス釣りでは「どのリールを使うか」が釣果や操作性に直結します。ここではスピニング・ベイトの違い、ドラグ性能、リールの番手やギア比など、失敗しない選び方を詳しく解説します。
- キス釣りに適したリールの種類|スピニング・ベイト
- ドラグの有無と性能の見極め方
- 適切な飛距離と巻き心地!リールの番手・ギア比の選び方の基本
キス釣りに適したリールの種類|スピニング・ベイト
キス釣りに最適なリールはスピニングリール。遠投性やトラブル回避性に優れる。
キス釣りにおいて最も一般的に使用されているのはスピニングリールで、初心者からベテランまで幅広く支持されています。軽量でトラブルが少なく、遠投性能にも優れているため、サーフや堤防から広範囲を探るキス釣りに最適です。
一方、ベイトリールは感度が高く、手元でのアタリを敏感に捉えやすいメリットがありますが、バックラッシュのリスクがあり、操作には慣れが必要です。
以上の理由から、特別な目的がない限り、スピニングリールを選ぶのが最も無難かつ効率的といえるでしょう。
ドラグの有無と性能の見極め方
扱いやすいドラグレス(ドラグ固定式)構造のリールをおすすめします。

ドラグ機能がないことで遠投性能に長けていて、重さもドラグ有りに比べて軽いため引き釣りをしやすくなります。
また、初心者でもドラグ調整に悩むことなく直感的に操作できるため、トラブルが少ないというメリットもあります。
ただし、夜の置竿の時など不意に他魚(カレイ、その他の大物)が掛かった場合には、ドラグが作動するリールのほうがライン切れを防げるのも事実です。
したがって、基本はドラグレスを使用しつつも、状況によってはドラグ性能の信頼性も重視するべきです。
以下の記事でドラグの有無について詳しく説明しているので、ご覧になってみてください。

適切な飛距離と巻き心地!リールの番手・ギア比の選び方の基本
キス釣りで使用するリールの番手は2000〜2500番が最適とされています。
番手とはリールのサイズを示すもので、2000番は軽量で操作性に優れ、ちょい投げや防波堤からの釣りに向いています。
一方、遠投を重視するサーフ釣りでは2500番前後がバランスの取れた選択肢となり、十分なラインキャパシティと巻き上げ力を兼ね備えています。
また、ギア比は巻き取りスピードに関わる要素で、ハイギア(6.0以上)は手返しよく数釣りに最適、ローギア(5.0前後)は巻き取りが滑らかで、アタリをしっかり感じ取りたい場面に有利です。

キス釣りではギア比が4.1前後のものをおすすめします。
釣り場やスタイルに合わせて、番手とギア比を適切に選ぶことで、飛距離と巻き心地のバランスを最適化し、効率的な釣りが実現できます。
飛距離を伸ばすコツはリールだけでなく、その他の道具、投法、重心など多くの要素が関わってきます。以下の記事で詳しく説明しています。


キス釣りのリールおすすめ9選!実績重視で厳選した高コスパモデル紹介
価格別に、キス釣りに最適なおすすめリールを厳選して紹介します。どのモデルもドラグ性能・実績・評価を重視して選んでおり、初心者にもわかりやすい構成です。
それぞれの価格帯で3つずつ紹介しています。
- 【0~1万円】まずはこれ!コスパ最強のおすすめキス釣り用リール
- 【1万~2万円】性能・耐久性に優れた中堅クラスのおすすめリール
- 【2万円~】ハイエンドモデル|上級者に支持されるプロ仕様のおすすめリール
【0~1万円】まずはこれ!コスパ最強のおすすめキス釣り用リール
- ダイワ ファインサーフ35 ホソイト <— 1番おすすめ
- シマノ 22 サハラ 2500SHG
- ダイワ リバティクラブ 2000
\ 私のおすすめ/


ダイワ ファインサーフ35 ホソイト
投げ釣り入門に最適なエントリークラスのスピニングリール「ファインサーフ35」の細糸モデルは、初心者でも扱いやすい遠投性能と、PEライン対応の安定性を兼ね備えた一台です。
特にキス釣りのちょい投げからサーフ遠投まで対応でき、手軽に本格的な楽しさを体感できます。
- ロングストローク35mmスプール搭載で軽めの仕掛けでも遠投しやすくキス狙いにぴったり
- ドラグレス構造によりトラブルが少なく、手返し重視の釣行に最適
- エアローター採用による軽快な巻き心地は、長時間の釣行でも疲れにくい
- 価格以上のコスパ:購入者レビューでも飛距離・巻き心地・耐久性を高く評価、リーズナブルで満足度が高いとされる


シマノ 22 サハラ 2500SHG


シマノのエントリーモデル「22 サハラ」の2500SHGは、発売以来“価格以上の性能”と評価されてきたスピニングリールです。
数釣りやテンポ良く巻きたい釣りに好適です。実売価格は7000円前後とコストパフォーマンスに優れ、多くの釣り人から愛用されています
おすすめポイント:
- 巻き取りが速く手返し重視の釣りに最適(1回転で約91cm、ギア比6.2)
- しっとり滑らかな巻き心地とチューニング向きの剛性感(ねじ込み式ハンドル、HAGANEギア搭載)
- 価格以上の基本性能を備えた高コスパモデル(実売7000円前後で安定性能)
- 使い勝手の良い汎用性:キス釣りのちょい投げからルアー釣りまで幅広く対応可能


ダイワ リバティクラブ 2000


初心者からベテランまで幅広く支持されているダイワの定番シリーズ。トラブルが少なく、投げ釣りやサーフでの使用にぴったり。シンプルな構造で扱いやすく、価格帯以上の耐久性を誇ります。
おすすめポイント:
- 巻き感が軽く、遠投にも対応
- サーフ釣りに最適な2000番
- コスパの高いダイワ製品


【1万~2万円】性能・耐久性に優れた中堅クラスのおすすめリール
- ダイワ ウインドサーフ 35 ホソイト
- シマノ スーパーエアロ スピンジョイ 35 <— 1番おすすめ
- シマノ アルテグラ 2500SHG
\ 私のおすすめ/


ダイワ ウインドサーフ 35
ダイワの投げ釣り専用リール「ウインドサーフ 35 細糸仕様」は、価格帯を超えた遠投性能と耐久性で知られるコスパ機。
約550gと存在感のある重量ながら、35mmスプール+クロスラップ構造でキャスト時の抵抗を抑え、素直な飛距離を実感できます。
おすすめポイント:
- ドラグ機構なしで操作がシンプル、手返し重視のキス釣りにぴったり
- マグシールド+エアローター搭載により潮しぶきや砂への耐久性が高く、洗っても性能が落ちにくい
- 35mmロングストロークスプールとクロスラップ構造で、軽い仕掛けでも安定した飛距離が得られる
- 約550gの重さながらバランス良好、巻き取り87cm/回のギア比4.1設計で、遠投釣行でも疲れにくい


シマノ スーパーエアロ スピンジョイ 35
軽さと巻き取り力のバランスが良いシマノのスピンジョイ35は、ドラグレス仕様でトラブルが少なく、キス釣りに最適。遠投性も高く、浜辺からの多点仕掛けにも十分対応可能。シンプル構造でメンテナンスも楽。
おすすめポイント:
- 遠投対応の35mmスプール
- 軽量&堅牢設計
- メンテナンスしやすいシンプル構造
- 初心者〜中級者まで対応


シマノ アルテグラ 2500SHG


ドラグ性能と巻き心地の両立を追求したハイギア仕様。キス釣り以外の汎用リールとしても人気が高く、安定感のあるドラグは不意の大物にも安心して対応できます。サーフや堤防釣りに幅広く使える万能型。
おすすめポイント:
- ハイギア設計で手返し抜群
- 滑らかなドラグ性能
- サーフ以外でも使える汎用性
- HAGANEギア採用で耐久性◎


【2万円~】ハイエンドモデル|上級者に支持されるプロ仕様のおすすめリール
- ダイワ ロングビーム35
- シマノ サーフリーダー
- シマノ キススペシャル 45 <— 1番おすすめ
\ 私のおすすめ/


ダイワ ロングビーム35 06PE
ダイワの投げ釣り専用リール『ロングビーム35 06PE』は、投げ専用リールとして初搭載のZAION V素材を全面に採用し、高強度ながら自重約450gと軽量化を実現しました。
35mmストロークのLC(ロングキャスト)スプールとクロスラップ構造により、糸の食い込みを抑えてスムーズなライン放出と遠投性能を両立しています。
おすすめポイント:
- ZAION V素材採用で高剛性かつ軽量設計 — 従来モデルより約85gの軽量化を実現
- LCスプール+クロスラップによる滑らかなライン放出と飛距離重視の設計
- ベアリング6球+マグシールド構造で、耐久性と滑らかな巻き心地を両立
- 88cmの巻き取り長/巻数(ギア比4.1)でテンポ良く釣れる効率設計


シマノ サーフリーダー 35
シマノの投げ釣り専用スピニングリール「サーフリーダー 35」には、ドラグなしの細糸(HOSO)および極細(GOKUHOSO)モデルがあり、キス釣りの遠投性能と操作のしやすさを重視した設計です。
スプール径73.5mm×ストローク35mmと大口径設計で、PE0.6号〜巻き量も十分。45 0g前後の軽量ボディで長時間振っても疲れにくく、ドラグ調整なしでトラブルレスな操作感が高い評価を得ています。
おすすめポイント:
- ドラグレス設計でキャスト時のトラブルを抑制し、手返し釣りに最適
- CI4+ローター&X‑プロテクト搭載により、軽快な回転性能と防水耐久性を両立
- AR‑Cスプール73.5mm×35mmで、軽仕掛けでも飛距離が出しやすくキス釣り向き
- 自重約455gの軽量ボディで、長時間の使用でも疲れにくい設計


シマノ キススペシャル 45


シマノ最高峰のキス釣り専用リール「キススペシャル 45」は、ボディとメインシャフトのたわみを抑えるリジッドキャスト設計により投げの精度と飛距離が大幅に向上。
さらに、45mmロングストロークの大口径スプールや、インフィニティドライブとサイレントドライブなど、滑らかでパワフルな巻き心地を投げリールとして初搭載しています。
おすすめポイント:
- 45mmロングストロークスプールにより飛距離とキャストの確実性が向上。安定した遠投が可能。
- リジッドキャスト設計でボディ剛性を強化し、キャスト時のばたつきを抑制。投げ精度の向上につながる。
- インフィニティドライブ+サイレントドライブ搭載で、滑らかな巻き上げと静音性に優れ、疲れにくい。
- 自重約400〜405g、ロングキャストでも竿バランスが保ちやすく、長時間の使用でも腕が疲れにくい設計。


まとめ キス釣りのリールはドラグレスを選べ!
ここまでの内容を簡単にまとめると、「リール選び」はキス釣りの快適さと釣果を左右する大事なポイントです。
ちょっとした知識と選び方のコツを知っていれば、最初の一台でも満足できるリールに出会えます。
ポイントを絞ると以下の通りです:
- スピニングリールが基本。初心者にはトラブルの少なさが大きなメリット
- ドラグの有無はスタイル次第。引き釣りならドラグレスが扱いやすい
- 番手は2000〜2500が主流。サーフなら2500が安定の選択
- ギア比は4.1前後〜ハイギアまで。テンポよく釣るならハイギアもおすすめ
- 価格別に選べば、初心者でも高コスパモデルで十分に釣果が狙える
キス釣りは、道具を揃えてしまえばあとはシンプルで奥深い釣り。
自分のスタイルに合うリールを見つけて、「今日は何匹釣れたかな?」なんてワクワクしながら釣り場に向かえると楽しいですよ。
少しでもこの記事が、あなたの「キス釣り リール選び」のヒントになればうれしいです。
参照元:
- ダイワ(DAIWA):https://www.daiwa.com/jp/
- シマノ(SHIMANO)https://fish.shimano.com/ja-JP

