キス釣りは昼間に初心者でも釣れる？仕掛け選びのコツを徹底解説

「キス釣りって昼間でも釣れるの？」——そんな疑問、私も最初はずっと持っていました。

釣りといえば早朝や夕まずめが王道っぽいけど、実はキス釣りは昼間も意外なほどよく釣れるんです。とくに初心者には、明るくて足元も見やすい昼間の釣行が断然おすすめ。

この記事では、私自身の経験も交えながら、キス釣りの昼間の魅力と釣果を上げるコツを、わかりやすくお伝えしていきます。

「これなら挑戦してみたいかも」——そんな後押しになればうれしいです。

キス釣りは昼間に本当に釣れる？初心者が知っておくべき基礎知識

キス釣りは早朝や夕方が良いとされがちですが、昼間でも十分に釣果を期待できます。特に初心者の方にとって、昼間の釣行は安全で快適な選択肢となります。このセクションでは、昼間のキス釣りに関する基本的な知識を解説します

昼間でもキスは釣れる？釣果に影響する時間帯と潮の関係

昼間でもキス釣りは十分に釣果を期待できます。

後で解説しますが、キスは昼行性の魚です。そのため動きが活発になり、エサを食ってくれるため釣ることができます。昼間は早起きする必要もなく初心者におすすめの時間となっています。

時間帯と潮の動きを意識することでさらに効果的に釣ることができます。特に、潮が動き始めるタイミングや満潮前後は、キスの活性が高まる傾向があります。

キスは潮の流れに敏感で、潮が動いている時間帯にエサを積極的に捕食します。

そのため、潮止まりの時間帯よりも、潮が上げ始める「上げ3分」や、下げ始める「下げ7分」といったタイミングが狙い目です。

また、朝夕のマズメ時は魚の活性が高まるため、これらの時間帯と潮の動きが重なると、さらに釣果が期待できます。

キスは昼行性の魚？活動パターンから見る昼間の釣りやすさ

キスは昼行性の魚であり、日中に活発に活動し、エサを捕食する習性があります。そのため、昼間の釣行でも十分に釣果を期待できます。

特に、潮の動きが活発な時間帯や、天候が穏やかな日には、キスの活性が高まり、釣りやすくなります。

キスは、砂地の海底を移動しながらゴカイや小エビなどのエサを探して捕食します。日中は視覚を使ってエサを探すため、明るい時間帯に活動が活発になります。

一方、夜間は砂の中に潜って休むことが多く、釣果が落ちる傾向があります。

また、潮の満ち引きもキスの活性に影響を与えます。特に、潮が動き始めるタイミングや満潮前後は、キスが岸辺に近づくため、釣りやすくなります。

潮の動きと時間帯を把握し、釣行の計画を立てることで、昼間でも効果的にキス釣りを楽しむことができます。

初心者が注意すべきポイントとは

キス釣りを始める初心者が注意すべきポイントは、道具の選定から釣り方、釣り場の選び方まで多岐にわたります。

まず、リールは扱いやすいスピニングリールの2000番台を選び、ラインはナイロンやフロロカーボンの1～2号、またはPEラインの0.3～0.6号が適しています。

＼ おすすめのリール ／

仕掛けは、初心者には2～3本針のものがおすすめです。針数が多いと絡まりやすく、扱いが難しくなります。

釣り方としては、ちょい投げ釣りが初心者には適しています。ちょい投げ釣りに関してはあとで解説しているのでそこをお読みください。

また、釣り場の選定も重要です。波が穏やかな砂浜や、突堤や護岸など、足元から適度な水深がある場所がキス釣りには向いています。

また、キスは群れで行動するため、1匹釣れたら同じポイントを狙い続けると連続して釣れる可能性が高まります。

キス釣りで昼間におすすめの仕掛けと初心者向けの選び方ガイド

昼間のキス釣りでは、適切な仕掛けの選択が釣果に大きく影響します。初心者の方でも扱いやすい仕掛けを選ぶことで、釣りの楽しさを実感できます。このセクションでは、昼間のキス釣りに適した仕掛けとその選び方を紹介します。

最適な仕掛けとは？釣果を上げるコツを紹介

昼間のキス釣りでは、適切な仕掛けの選定と釣り方の工夫が釣果を左右します。特に、ちょい投げ釣りと遠投釣りの2つのスタイルに応じた仕掛けとテクニックを理解することが重要です。

ちょい投げ釣り

2〜3本針の仕掛けが扱いやすく、初心者にも適しています。

オモリは5〜10号程度を使用し、アオイソメやイワイソメをエサとして用いるのが一般的です。

釣り場は砂浜や堤防、河口の護岸など、海底が砂地の場所が適しており、潮位の高い時間帯を狙うと効果的です。

遠投釣り

4m前後の投げ竿と20〜35号のオモリを使用し、仕掛けの重さを竿にしっかりと乗せて投げることが飛距離を出すコツです。

力任せに振るのではなく、竿の弾力を活かして投げることで、餌の身切れを防ぎ、狙ったポイントに仕掛けを届けることができます。

＼ おすすめの竿 ／

また、仕掛けを引く際には、ゆっくりとした速度でリールを巻きながら底を引いてくる「引き釣り」や「サビキ釣り」が効果的です。

これにより、キスの群れの位置を探りながら釣ることができます。

実際に昼間のキス釣りに挑戦した結果と感じたこと

昼間のキス釣りに挑戦した際の体験を共有します。2025年5月、晴天の中潮の日に、14時から17時までの3時間釣りに行ってきました。釣果は10〜20cmのキスを21匹と、非常に満足のいく結果となりました。

釣行開始直後から、キス特有の「ブルブルッ」としたアタリが頻繁にあり少し待ち、合わせました。

この日は、ちょい投げ釣りで、エサにはイシゴカイを使用し、仕掛けは2〜3本針のものを選びました。また、潮の動きを意識し、満潮前後の時間帯を狙うことで、キスの活性が高まり、釣果が向上しました。

この経験から、昼間のキス釣りでも、潮の動きや時間帯、仕掛けの選定を工夫することで、十分な釣果を得られることが分かりました。

よくある質問

昼間でもキスは本当に釣れますか？

はい、昼間でも十分釣れます。特に晴れた日で潮の動きが活発な「中潮」や「大潮」の前後の時間帯が狙い目です。キスは昼行性のため、日中でも活発にエサを追う傾向があります。

昼間のキス釣りでおすすめのエサは何ですか？

一般的には「イシゴカイ」「アオイソメ」などの虫エサが効果的です。透明度の高い日中でも視認性が高く、動きがあるためキスの食いつきが良くなります。

初心者でも扱いやすい仕掛けはありますか？

初心者には「ちょい投げ仕掛け」がおすすめです。2〜3本針の簡単な投げ仕掛けを使い、近距離をゆっくり引き釣りすることで、キスのアタリを感じやすくなります。

昼間のキス釣りで注意すべきポイントは？

強い日差しによる体力消耗や熱中症に注意が必要です。加えて、仕掛けが絡まないように針の本数は少なめにし、潮位の変化に合わせて釣り座を調整することが大切です。

まとめ　キス釣りの昼間

ここまでの内容を簡単にまとめると、キス釣りは「昼間でもしっかり釣れる」ということがわかります。

むしろ初心者にとっては、明るい時間帯こそ釣りやすく、安心して楽しめる時間なんです。
私自身、昼過ぎからのんびり釣りに出かけて、想像以上の釣果を得たことが何度もあります。

ポイントを絞ると、以下の通りです。

• キスは昼行性の魚で、日中にもエサを活発に捕食する
• 潮の動きがある時間帯（上げ潮・下げ潮）を狙うのが効果的
• 初心者は「ちょい投げ釣り」がシンプルで扱いやすい
• 日中は視界が良く、安全面でも安心して釣行できる
• 熱中症対策や潮位の変化への注意も忘れずに

昼間だからといって釣れないわけじゃありません。
むしろ、のんびりとした釣り時間が持てて、入門にもぴったりなんです。

道具や時間帯のポイントさえおさえれば、初めての人でも十分にキス釣りを楽しめますよ。

「日中しか時間がとれないけど釣れるかな…」と迷っているなら、一度試してみてください。
明るい海で感じるアタリの感触は、きっとクセになります。