キス釣りでジェット天秤を使うのって、最初は何を選べばいいのか迷いますよね。私も初めての時は「本当にうまく使いこなせるのかな?」と不安でした。
でも、ジェット天秤の重さや付け方のコツがわかると、釣果がぐっと良くなったんです。
この記事ではキス釣りでのジェット天秤の基本から使い方まで、わかりやすくお伝えします。だから、もし同じ悩みを持っているなら、ぜひ読んでみてくださいね。
この記事を読むとわかること
- ジェット天秤とは何か、その特徴とキス釣りで使われる理由
- キス釣りに最適なジェット天秤の重さや号数の選び方
- 仕掛けの正しい付け方で釣果がアップするポイント
- 実際に釣れる人が使うコツやよくある質問の答え
キス釣りでのジェット天秤の選び方と使い方の基本

キス釣り初心者が押さえておくべき、ジェット天秤の特徴や選定ポイント、重さ・号数・取り付け方法を丁寧に解説します。正しい選び方が釣果を左右します。
- ジェット天秤とは?キス釣りで使われる理由と特徴
- キス釣りに適したジェット天秤の重さは何g?何号かの選定基準
- 正しい付け方|釣果を左右する取り付け手順
ジェット天秤とは?キス釣りで使われる理由と特徴

ジェット天秤とは、空気抵抗を抑えた流線型の形状を持つ投げ釣り専用の天秤で、特に遠投性能に優れていることから、キス釣りにおいて高い人気を誇るアイテムです。
また、ジェット天秤は仕掛けの絡みを抑える構造になっており、サーフ(砂浜)や防波堤から広範囲を探るキス釣りに最適です。
軽い力でスムーズに引けるため、アタリが手元に伝わりやすい点もメリットです。さらに、砂地に特化した設計により根掛かりが少なく、初心者でも扱いやすいことが特徴です。
これらの利点により、キス釣りにおいて最も選ばれている天秤タイプの一つとなっています。
キス釣りに適したジェット天秤の重さは何g?何号かの選定基準
一般的に、遠投が必要なサーフでは20〜25号(約75〜94g)が標準とされており、風や波が強い日には25号以上が推奨されます。
一方、波止場や足場の良い堤防などでのチョイ投げでは、軽量の8〜15号(約30〜56g)が使いやすく、初心者にもおすすめです。
以下に使用条件別の目安を表でまとめました。
使用条件 | 重さの目安 | 号数の目安 | 飛距離の目安 |
---|---|---|---|
無風・穏やかな波 | 約55g | 15号前後 | 約60〜80m |
中風・やや波あり | 約75g | 20号 | 約70〜90m |
強風・波高い | 約94g | 25号 | 約80〜100m以上 |
チョイ投げ(堤防・港) | 約30〜40g | 8〜10号 | 約20〜40m |
※「1号 ≒ 3.75g」で計算
※飛距離は使用タックルやキャスティング技術により変動します。

私はチョイ投げの時は8号、遠投するときは15号以上を使用します。


正しい付け方|釣果を左右する取り付け手順


ジェット天秤の正しい付け方は、キス釣りの釣果を大きく左右する重要なポイントです。
1.道糸(PEライン推奨)にリーダーを結束する
→ FGノットなどでしっかりと結び、ガイド抜けの良いノットを使うのがベスト。
2.リーダーの先端にスナップ付きサルカンを装着する
→ 回転性能の高いサルカンを選ぶことで、糸ヨレや絡みを軽減できます。
3.スナップにジェット天秤の上部アイを接続する
→ 天秤の「重り側」が下になるように向きを確認して取り付けます。
4.ジェット天秤の先端スナップに市販の仕掛けを接続する
→ オーナーばりやがまかつなどの投げ釣り仕掛けと互換性があります。
5.すべてのスナップ・結び目がしっかり固定されているか確認する
→ 緩みや開きがあるとキャスト時に仕掛けが外れる原因になります。
さらに、ジェット天秤には上下の向きがあり、重心のある側(オモリ部分)が下にくるようにセットすることが基本です。逆に装着すると飛距離が落ちるほか、アタリが取りづらくなります。


キス釣りでのジェット天秤の実践的な使い方と疑問解消
実際の釣行時に役立つジェット天秤の使い方と、初心者がよく抱える疑問をわかりやすく解消します。現場で使える知識が満載です。
- 実際に釣れる人はこう使う!キス釣りのジェット天秤活用法
- キス釣り用ジェット天秤でよくある質問
実際に釣れる人はこう使う!キス釣りのジェット天秤活用法
実際に私はジェット天秤の特性を最大限に活かすために「サビキ釣法」を用いています。
まず、遠投性能に優れたジェット天秤をフルキャストし、着底後はゆっくりとリールを巻きながら、仕掛けを砂底に引きずるようにして誘います。
この“サビく”動作がキスの捕食スイッチを入れ、アタリを引き出すコツです。天秤の重さは20〜25号を使用し、潮の流れに逆らわずに自然に動かすことが重要とされています。
コツは「止めない・緩めない」一定のテンションを保った巻き取りです。
また、感度の高い投げ竿(7:3〜8:2調子)とPEライン(0.6〜0.8号)を組み合わせることで、キスの微細なアタリを明確に捉えることが可能です。
キス釣り用ジェット天秤でよくある質問
- ジェット天秤の重さはどのくらいが最適ですか?
-
風や潮の流れに応じて調整するのが基本ですが、一般的には15〜20号(約56〜72g)がサーフでのキス釣りに最適です。軽めの10号(約37g)は穏やかな日やチョイ投げに向いています。重すぎるとアタリが取りづらくなるため、状況に応じた使い分けが重要です。
- ジェット天秤はPEラインとの相性が悪いと聞きましたが本当ですか?
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いいえ、PEラインとの相性は非常に良いです。PEは伸びが少なく感度が高いため、キスの繊細なアタリを明確に捉えられます。ただし、必ずナイロンやフロロのリーダーを接続して使用しましょう。
- 根掛かりを減らすコツはありますか?
-
はい、底が岩や海藻混じりの場所ではジェット天秤の使用を避けるのが無難です。もしくは、細身で浮き上がりやすい設計の天秤を選び、仕掛けを頻繁に動かす(サビく)ことで根掛かりを予防できます。
- 市販の投げ釣り仕掛けはジェット天秤に取り付けできますか?
-
はい、ほとんどの市販仕掛け(オーナーばり・がまかつ・ささめ針など)は、ジェット天秤のスナップにそのまま取り付け可能です。取り付ける際はスナップがしっかり閉じているかを必ず確認しましょう。
まとめ キス釣りで最適なジェット天秤の重さ
ここまでの内容を簡単にまとめると、ジェット天秤はキス釣りで遠投しやすく、仕掛けの絡みも少ない頼もしい味方です。ポイントを絞ると以下の通りです。
- ジェット天秤は空気抵抗を抑え、遠投性能に優れている
- 重さは釣り場の状況に合わせて15号〜25号を使い分けるのが効果的
- 付け方は上下の向きとスナップの締め具合を必ず確認すること
- 仕掛けをゆっくりサビく動作がキスのアタリを引き出すコツ
- PEラインにはリーダーをつけてノットも丁寧に結ぶことが大事
私も初めは手探りでしたが、これらを意識するようになってから釣果が安定して楽しさが増しました。釣りは経験も大事ですが、道具の使い方を正しく知ることも同じくらい大切だと感じています。
ぜひ自分のスタイルに合ったジェット天秤を見つけて、キス釣りをもっと楽しんでくださいね。
参照元:
- SHIMANO 公式サイト:https://fish.shimano.com/ja-JP
- DAIWA 公式サイト:https://www.daiwa.com/jp
- 釣りビジョン:https://www.fishing-v.jp/

