キス釣りで「置き竿ってほんとに釣れるの?」って、正直なところ半信半疑でした。放置するから退屈そうだし、アタリも逃しそうで不安だったんです。
でも実際に試してみたら、潮やエサの状況が合えばしっかり釣れてびっくり。
キス釣りでの置き竿には、ちゃんとハマるタイミングとコツがあるんですよね。初心者でも楽しめるし、のんびり釣りたい人にもぴったり。
この記事では、キス釣りでの置き竿の魅力や成功させるコツをわかりやすく紹介しています。「これならやってみようかな」って、きっと思えるはずです。
この記事を読むとわかること
- キス釣りで置き竿が活躍する時間帯やポイントの選び方
- 天秤や仕掛けのセッティングで釣果を伸ばすテクニック
- アタリの見極め方と、合わせるタイミングのポイント
- 引き釣りとの違いや、状況に応じた使い分けのコツ
\ 私のおすすめの三脚 /

キス釣りで置き竿が活躍するタイミングとポイント選び

キス釣りにおいて置き竿が効果的なタイミングや場所を選ぶことは、釣果アップに直結します。
特に朝夕のマズメ時や潮が動く時間帯に砂地の遠浅ポイントを選ぶことでヒット率が向上します。
- 置き竿仕掛けを活かすためのシンプルかつ効果的なセッティング
- 竿立ての選び方と風・波対策の実践ポイント
- 置き竿向きのエサ選び方と付け方のコツ
- 引き釣りと放置どっちがいい?潮の動きと釣り場状況で使い分けるコツ
置き竿仕掛けを活かすためのシンプルかつ効果的なセッティング
キス釣りにおける置き竿仕掛けでは、シンプルかつ効果的なセッティングが釣果を左右します。特に、天秤の選択と仕掛けの構成が重要です。
まず、天秤は「遊動式」を選ぶことで、キスの繊細なアタリを感知しやすくなります。
遊動式天秤は、オモリが海底に着底した状態でも仕掛けが自然に動くため、キスに違和感を与えにくく、食い込みが良くなります。
また、PEラインとの組み合わせにより、遠投先での微細なアタリも手元に伝わりやすくなります。
仕掛けの構成としては、ハリスの長さを30〜50cm程度に設定し、キス専用の流線型7〜8号の針を使用するのが一般的です。
オモリの重さは、釣り場の状況に応じて10〜15号を選択し、潮流や風の影響を受けにくいように調整します。
竿立ての選び方と風・波対策の実践ポイント
キス釣りにおいて、置き竿を安定させるための竿立ての選び方と風・波への対策は、釣果を左右する重要な要素です。
特に風速5m以上や波高50cm以上の状況では、竿が倒れるリスクが高まり、アタリを逃す可能性が増します。
竿立てには、三脚式やピトン式がありますが、砂浜での使用には三脚式が適しています。
三脚式の竿立ては、安定性が高く、風や波の影響を受けにくいため、置き竿をしっかりと固定できます。

風対策としては、竿立ての脚を深く砂に埋め込むことが効果的です。また、風上に向けて竿を設置することで、風の影響を最小限に抑えることができます。
波対策としては、竿立ての位置を波打ち際から十分に離すことが重要です。波の影響を受けにくい場所に設置することで、竿の安定性を確保できます。
さらに、竿立ての素材や構造にも注意が必要です。軽量で耐久性のあるアルミ製やステンレス製の竿立てを選ぶことで、長時間の使用にも耐えることができます。
置き竿向きのエサ選び方と付け方のコツ
キス釣りにおける置き竿では、エサの選び方と付け方が釣果を大きく左右します。
定番のアオイソメやイソゴカイ(ジャリメ)は、活きの良い個体を選び、自然な動きを引き出すことが重要です。
特にアタリが少ない状況では、エサを1匹丸ごと使用し、動きでキスを誘う方法が効果的とされています 。
エサの付け方としては、通し刺しが基本で、ハリから1cm程度のタラシを残すことで、エサの自然な動きを維持しつつ、食い逃げを防ぐことができます 。
また、エサの鮮度を保つため、こまめに交換することも大切です。
さらに、夜間や大型キスを狙う場合には、マムシ(イワムシ)やイチヨセ(スゴカイイソメ)など、動きよりもニオイが強いエサが効果を発揮することがあります 。
置き竿では、絶対に生きたエサを使いましょう。
引き釣りと放置どっちがいい?潮の動きと釣り場状況で使い分けるコツ
キス釣りにおいて「引き釣り」と「置き竿」はそれぞれ特徴があり、潮の動きや釣り場の状況によって使い分けることが釣果を左右します。
引き釣り
潮の流れが緩やかで波も穏やかな状況で効果的です。
引き釣りは竿を手で操作しながら仕掛けをゆっくり引くため、キスの食い気を刺激しやすく、特に浅場や砂地の平坦な場所で実績があります。
置き竿
潮が速く流れが強い場合や波が高い場所で効果的です。
置き竿は仕掛けを放置するため一定の場所に固定できるため流れの中でエサが安定し、キスが自然にエサを捕食しやすい環境を作れ、特に潮の動きが速い干潮時や満潮時のタイミングで効果的です。
釣り場の状況によっては、足元の岩場や障害物が多い場合も置き竿のほうが仕掛けの絡まりを防ぎやすいとされています。
潮汐表や当日の海況を事前にチェックし、穏やかで浅い場所では引き釣りを、流れが速く波のある場合は置き竿を選ぶのが賢明です。
また、両方を組み合わせて使うことで効率よくキスを狙うことも可能です。
キス釣りの置き竿で釣果を伸ばすテクニックと注意点
置き竿によるキス釣りで確実に釣果を伸ばすには、適切なテクニックと注意すべきポイントの理解が重要です。
特にアタリの見極めや合わせのタイミングは、初心者と上級者の差が大きく出る要素です。
- 実際に釣れた!置き竿の成功例と初心者向けアドバイス
- よくある質問:置き竿中の合わせ方、放置時間、アタリの見極め方とは?
実際に釣れた!置き竿の成功例と初心者向けアドバイス
2025年5月、愛知県の内海海岸という砂浜でのキス釣りに挑戦しました。朝6時頃、アオイソメを使って置き竿で釣りを開始し、約10分後に竿先が小刻みに動くアタリがありました。
そのまま待っていると竿がしなり、20cmの良型キスを釣り上げることができました。
この釣果のポイントは、柔らかい穂先の竿を使用し、アタリがあってもすぐに合わせず、キスがエサをしっかりと食い込むのを待ったことです。
また、道糸にはナイロンラインを使用し、ドラグを緩めに設定することで、キスに違和感を与えずに食わせることができました。
初心者の方には、アタリがあってもすぐに竿を持ち上げず、キスがエサをしっかりと食い込むのを待つことをおすすめします。
また、竿先の動きを見逃さないよう、目の届く範囲で釣りを行うことが大切です。
アタリがわからないという方は、鈴を竿先に着けることで、アタリがわかると思います。
よくある質問:置き竿中の合わせ方、放置時間、アタリの見極め方とは?
- アタリがあったらすぐに合わせるべき?
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すぐに合わせるのはNGです。キスは一度エサをくわえてから、ゆっくりと飲み込む傾向があります。竿先が「ククッ」と細かく揺れたあとに「グッ」と大きく入る“本アタリ”を待ち、そこで静かに竿を持ち上げて合わせましょう。特にアオイソメなど長めのエサでは食い込みに時間がかかるため、焦らないのがコツです。
- 置き竿の放置時間はどれくらいが理想?
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潮の流れやエサの状態によって異なりますが、目安は5~10分程度です。エサが取られていることもあるため、15分以上放置するのは避けましょう。特に活性が高い時間帯(朝・夕のマズメ)では、頻繁なエサの確認・交換が釣果アップに繋がります。
- アタリを見極めるコツは?
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軽めの天秤や細めの竿を使い、竿先の変化をよく見ることが大切です。キスのアタリは比較的繊細なので、少しの揺れも見逃さない集中力が必要です。また、竿立ては風や波の影響を受けにくい安定したものを選び、アタリを視覚的に捉えやすくするのがポイントです。
- アタリがないときはどうすればいい?
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時間や潮の状況を確認し、釣り座を変えるのが有効です。たとえば、やや深場や流れの変化がある場所に移動してみると良いでしょう。また、エサをジャリメなど別の種類に変えてみることで、キスの反応が変わることもあります。1カ所にこだわらず、柔軟に対応する姿勢が大切です。
まとめ キス釣りを置き竿で
ここまでの内容を簡単にまとめると、キス釣りの置き竿は、コツさえつかめば初心者にも十分チャンスがある釣り方です。
のんびり構えつつ、的確な判断力が問われるのが奥深いところ。私自身、初めてうまくハマったときの喜びは今でも忘れられません。
ポイントを絞ると以下の通りです。
- 置き竿は「潮が動くタイミング」や「マズメ時」が狙い目
- 天秤は遊動式が◎、ハリス長とオモリ重さは状況に合わせて調整
- アタリがあっても焦らず、「本アタリ」を見極めてから合わせる
- エサは鮮度重視!通し刺しで自然な動きをキープ
- アタリが出ないときは釣り座変更やエサ変更も柔軟に
とくに最初のうちは、アタリを焦って空振りしがちなので「待つ勇気」が鍵になります。
置き竿って手抜きに見えるかもしれませんが、実は“考えて待つ”スタイル。じっくり釣りと向き合いたい人には本当におすすめです。
のんびりと、でも確実に釣果を伸ばすスタイル。そんな釣りがしてみたいなら、ぜひ置き竿に挑戦してみてください。
参照元:
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